それは1本の電話からはじまった。
小林「俺、夢見たんだよね。大沢くんバンドやろうよ!」
小林武史と大沢伸一、
昼と夜、ライブとクラブ、生演奏と打ち込み、日本の音楽シーンにおいて決して交わることのなかった2人がツインユニットを結成した。
これまでの音楽経緯は違えどもプライベートで、イベントや飲みの場で幾度となく音楽談義をしてきた2人。ある日突然小林から電話をもらった大沢。
争いや貧困など地球の闇のリアルがカオスを経て最終的にネイティブなビートと共に昇華する様を、サウンドで表現するバンドの夢を見たという小林武史の誘い。そして、大沢伸一がこんな面白そうな話に乗らない訳がない。その後、幾度かのミーティング、スタジオセッションを経て、最終的にはバンドではなく、より自由度を求めて固定メンバーはこの2人だけという、プロデューサーユニットの形をとることとなる。
BRADBERRY ORCHESTRA(ブラッドベリイ・オーケストラ)とは、次元の違うもののコラージュ、現実的ではない遠近法、世界の同時性と不確実性などを、SF作家レイ・ブラッドベリ的妄想を音楽で表現しようというところから小林が命名。
これまで、2010年5月のMTV AWARDでのみライブで披露された。
日本音楽業界が誇る小林武史と大沢伸一。この両雄が、純粋に自由に創る音楽が面白くないわけがない。また、2人の頭の中には音楽のみならず様々なエンターテイメント構想が渦巻いている。刺激的で驚きに満ちあふれたBRADBERRY ORCHESTRAの今後の展開に乞うご期待。